おもエロの泉〜アマゾン部族のセックスって?ラシャの祭りで行われる「ヤノマミ族」の衝撃の性事情!〜
みなさんこんにちは!セックスや性に興味津々なあまり、10代の頃から調べに調べて眠れぬ夜を過ごしてきたアラサー女、momoです。
これまで日本はもちろん、世界中の人々はどんなセックスをしているのかが気になり調べ倒してきました。
manmam読者の皆さんは、海外のセックス事情って気になりませんか?
日本とはまったく違う状況にある国や地域でも、人々は必ずセックスしている。…そう思うと、とてつもない興奮と好奇心に駆られますよね。
今回は、ブラジルとベネズエラに跨る広大なアマゾンを生きる先住民「ヤノマミ族」のセックス事情についてご紹介します。
歌って踊って!夜通しセックス!!!
ヤノマミ族は、今なお原初の暮らしを営んでいる先住民。
ヤノマミ族の習慣として、ラシャという作物の実りに感謝して催される「ラシャの祭り」という祭りがあります。
ラシャの実で作られた飲み物を飲んだり、連日連夜歌って踊ったりとヤノマミ族の人々が1年でもっとも楽しみにしている祭りです。
祭り自体は1ヶ月以上続きますが、終盤の夜になると、若い男女による真夜中の踊りが始まります。
月明かりの下で始まるその男女の踊り、実はただの踊りではないようで…
ヤノマミ族について記された書籍には、このような記述があります。
女たちは男のパンツを引っ張り、臀部(でんぶ)に手を入れていた。
男たちは女たちの首に巻いた手で乳房を触っていた。
男も女も、汗びっしょりだった。
え、エロ〜〜〜!!
すでに興奮MAXですが、この祭りにはまだ続きがあります。
朝日が昇り始めると、歌と踊りは突然終わり、さっきまで踊り狂っていた男女は全員どこかへ消えてしまいました。
男女はどこへ消えていたのかというと…
夜になると毒ヘビが集まるような危険な茂みの中に、バナナの葉で作られた簡易的な小屋がいくつもありました。この小屋は、なんと男女が交わるための場所!
祭りの間、森の中にはこうした小屋がいくつもできるのだといいます。
若い男女は、祭りで踊り狂った後にこの小屋に移動し、次々とセックスします。
一人終わったら別の男、さらに別の男…と、まさに乱交状態!!
夜通し楽しみ、誰とセックスしたのかも覚えていないほど乱れまくるのが、この祭りの毎年の恒例行事とのこと。
さすが先住民なだけあって、セックスも原始的で大胆!!
子孫繁栄のためというわけでもなく、祭りとして単純に楽しむためだけにセックスしまくるこの行事。なんだか興奮しちゃいますね…
セックスのその後…「人間」か「精霊」かの決断
さて、薄々気付いた人もいるかもしれませんが、セックスにつきものなのは妊娠。
避妊を知らない彼らですから、乱れまくった祭りの後には高確率で妊娠してしまいます。
ヤノマミ族の女性が初めて妊娠する年齢は、だいたい14歳前後。
しかも何人もの男性とセックスした結果なので、お腹の子の父親はわからないことがほとんどです。
…うーん、なんだか興奮が冷めて一気に冷静になっちゃいますね。
価値観も環境もまったく違うので仕方がないことですが、日本人からしたらやはりショッキングな事実です。
いざ出産のときを迎えると、ヤノマミ族の女性は必ず森の中で出産します。
14歳の少女は、森の中、他の女性たちに見守られながら出産。
日本人なら思わず「おめでとう!」と声をかける瞬間ですが、出産においても、ヤノマミ族には彼らなりの常識がありました。
ヤノマミ族にとって、生まれたばかりの子供は人間ではなく「精霊」であり、母親に抱きあげられて、はじめて人間になると考えられています。
人間として迎えられなかった子供は、そのまま精霊として天に返すことになります。
天に返す、つまり子供を殺めるということ。
人間として迎えるかどうかは、産んだ母親自身が決めることです。そして天に返すと決めた場合は、自らの手で子供を殺めなければならないのです。
天に返された子供の亡骸はバナナの葉に包まれ、白アリの巣の中に。そのまま白アリが食べてくれるのを待つのです。
ヤノマミ族の女性は、子供を育てるにしても天に返すにしても、その決断を下した理由を語ることはないといいます。
まだ14歳の少女が、どんな思いでその決断を下すのか…
残酷な話に思えますが、ヤノマミ族にとってはそれが自然の摂理なのです。
ちなみに、ヤノマミ族のある集落にはいわゆる「年子」の子供はおらず、どの家族も3年以上の出産間隔が空いていたようです。
セックスの頻度や避妊していないことを考えると、単純に考えればもっと出生率は高いはず。天に返されてしまう子供の存在は、決して珍しいものではないのです。
自然に限りなく近い環境を生きているヤノマミ族にとっては、独自のセックス観や死生観があり、私たちの常識に当てはめて考えることが正しいとは限らないのでしょう。
…乱交に大興奮していたはずが、最後はなんだか考えさせられる事実に直面してしまいました。
世界はとてつもなく広くて、広さの分だけセックスや性事情があるということですね。
参照・引用:「ヤノマミ」国分拓著
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