こんにちは!きのコです。
この連載「きのコのプレイルーム」では、アングラ歴10年超の私が、さまざまなアングラ・エロ・変態にまつわる体験談や日頃の思いを赤裸々に綴ります。

日本がアダルト大国・変態大国として名高いことは間違いありませんが、海外には海外それぞれのエロ文化があるもの。
韓国は儒教の影響もあって昔は性的なコンテンツがタブーとされ、アダルトグッズの輸入・生産が厳しく制限されていました。
ところが2017年から法律が変わってアダルトショップが堂々と営業できるようになり、2019年にはTENGAの韓国1号店がオープンしたこともあって、今や韓国の性産業は目覚ましい発展を見せているのです。
今回は、韓国は釜山の繁華街「国際市場」にあるアダルトショップを訪れました!

ピンク色のファンシーな建物はカフェやコスメショップかと思うほど可愛らしく、日本のアダルトショップのようないかがわしさなど微塵もありません。明るく堂々としたガラス張りの路面店ですが、看板にはしっかり「成人用品」「PREMIUM ADULT SHOP」と書かれています。

お客さんはほとんどが楽しげにイチャイチャしている若い男女カップルで、単独のお客さんがほとんどいないところにも、日本との違いを感じました。
中に入って目を奪われたのが、商品の陳列に対するこだわりです。

特にコンドーム!!
実物に空気を入れ、風船のように膨らませて並べてあるので、商品の色味、デザイン、手触りや匂いまで確認できます。
コンドームの代表的な素材は、天然ゴムラテックス・ポリウレタン・イソプレンラバーなどですが、素材によっても柔らかさや匂いはけっこう違いますからね!これはどうしても実物がないと体感できない重要なポイントです。
品揃えも驚くほど豊かで、韓国の物から世界各国の物まで、バラエティ満載のコンドームの実物を確かめることができます。

ローションの陳列がまたすごい!
カップに実物のローションが入っていて、粘りやとろみ、色や匂いまで確認できるようになっています。
ローションってプレイによっても使い分ける物だし、好みの粘り具合って人それぞれなので、この細やかな心配りも素晴らしいですよね。

バイブレーターも品揃えは圧巻!!
TENGA、irohaなど、オナニーグッズやカップル向け・女性向けの商品も充実しています。
欧米の物だと、アメリカのSatisfyer(サティスファイヤー)やドイツのSVAKOM(スバコム)など、高級ブランドのバイブがぎっしり並んでいます。

SMコーナーもそれなりの広さがあり、拘束具や鞭や蝋燭など、一通りの物がしっかり揃っています。
ただ、なぜか縄のコーナーに麻縄だけがない……綿など柔らかい素材の物は10種類近くあったのですが、いわゆる「吊り」には不向きな物ばかり。韓国の緊縛では、吊りはやらないのかもしれません。

AVやオナホール、ラブドールなどがある3階への階段には暖簾がかかっていて、男性専用です。
日本製のAVも多く取り揃えられていて、オナホールだとTENGAの品揃えが豊富でした(ちなみにTENGA関連商品は3階のみならず、1階・2階にも所狭しと陳列してありました!)

明るい店内で、さまざまな世代の女性やカップルが安心してバイブを買えるようになり、アダルト先進国になりつつある韓国。
日本には日本の、韓国には韓国のエロ文化が花開いていて、アダルトショップにもそれぞれの特徴や楽しさがあることを実感しました。
これからも、世界を股にかけて各国のアングラ巡り旅を続けていきたいと思います!

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きのコ

混浴温泉巡りを趣味とする野生の裸族。ヌーディストビーチを作りたい。全身タイツとWet&Messyが好き。 ハプニングバーを渡り歩き、乱交パーティーを主催し、緊縛モデルを務め、...

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