こんにちは。元風俗嬢で、現在はアダルトライターをしている百花繚乱です!

当時、重い精神病をこじらせて昼職ができないという、ドメンヘラ女だったわたし。初めて勤めたお姉さま系デリヘル店も本番をしないということでクビになり、本当に切羽詰まってしまいました。

またもや、風俗求人情報の冊子をめくる日々に逆戻りです。

今までで一番悪質な面接をするデリヘル店にぶち当たる

お姉さまデリヘルをクビになったあとのわたしは、転々虫(お店をころころと替えるデリヘル嬢のこと)になってしまっていました。

その日も、新規の面接に出かけていきます。場所は、道玄坂上の雑居ビルの一室でした。

室内に入ってみると、オーナー店長みたいなおじさんがひとりだけ。「あれ?スタッフや女の子がいない…」と不審に思いましたが、とりあえずお金がないので面接をします。

身分証明書や住民票を提出し、面接をするとすぐに採用が決まりました。そのまま、体験入店をしていってほしいと言われます。ホッと胸をなでおろしました。

普通のデリヘルかと思いきや、なんとスカトロ店!

「うちは稼がせてあげられるよ。これ、有料オプション表ね」

そう言われ、なにやら数字がいっぱい書かれたパネルのようなものを渡されました。わたしの目に最初に飛び込んできたのは、『食糞:50万円』の文字!

食糞って、食糞って、うんこ食べるっていうことだよね?!げーーーー!!!50万でも無理ーーーーーーー!!!!!

その他にも、体中にお客さまのうんこを塗りたくると15万円だとか、とんでもないことしか書かれていないオプション表。

「体にうんこ塗りたくるプレイは、髪の毛や毛穴に臭いが染みついて、数日間は出勤できなくなるんだよ。だから補償として、その値段」

それだったら、むしろ安すぎるやんけ!というツッコミをする勇気もなく、「あの…わたしには、ちょっと無理そうです…」と、おそるおそるオプション表を店長に返しました。

次に店長に渡されたのは、極小マイクロミニスカート

この時点でかなり怖くなっていたわたしですが、次に店長から渡されたのは、小学生用かと思うような極小のミニスカートでした。

「渋谷の街中を、露出狂女を連れて歩きたいっていう変態の常連がいてね。その客に営業かけてみるから、着替えて」

そう言いながら、どこかに電話をかけ始めます。ドメンヘラが過ぎて正常な判断ができなくなっていたわたしは断ることさえできず、電話が繋がらないことを祈りながら、仕方なく着替えました(泣)。

着てみると、案の定スカートからお尻が半分出ます。いくら夜とはいえ、こんな格好で渋谷を歩き回らせられたら即死です。

ラッキーにも、常連とやらは電話には出なかったようでした。日ごろの行いが良くて、助かったわ…。

全裸でフェラしているところを盗撮される

「じゃあ宣材写真を撮るから、全裸になって」

は?全裸って?通常、デリヘルの宣材写真は、せいぜい下着姿くらいまでが限度ですけど?

しかし、個人情報はすでに店長に渡してあります。スタッフも女の子も、誰もやってきてくれません。帰るとも言い出せず、精神的に追い詰められたわたしは、脱ぐしかありませんでした。

全裸でM字開脚や四つん這いなど、宣材写真ではあり得ないポーズをいろいろとさせられ、店長が次々とカメラのシャッターを切っていきます。

「フェラの上手さを確認したいから、舐めて」

店長が勃起チンコを出しても、もう驚きませんでした。あきらめに近い気持ちでフェラをし、やっとのことで「結構上手いね、もういいよ」と言われたので、ぼんやりかすんだ目で店長のデスクのほうを見ます。

そこにはビデオカメラがこちらに向けられて置いてあり、録画中を示す赤いランプがついていたのです!

もちろん、すぐに飛んだわ

その夜、お店には一本の電話さえかかってきませんでした。だいたい、店長のほうから常連客に電話をするデリヘル店なんて、聞いたことがありません。

女の子も、ひとりも出勤してはきませんでした。

二度と出勤しませんでしたが、わたしの全裸での恥ずかしいポーズやフェラシーンの動画は、この世のどこかに残っているのでしょう。

数か月後、店名で検索してみるとホームページがなくなっていました。しかしあの店長は、今もどこかで同じようなことを繰り返しているのだと思います。

デリヘル嬢のみんな、こんな最低最悪なお店も存在するんです!メンヘラの子は心が弱く、断るという行為をしづらいので、特に気をつけてね!!

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百花繚乱

元底辺ドメンヘラで、現在は夫が大好きな幸せ人妻。 いろんな風俗店を転々とした暗黒時代を、持ち前の明るさでおもしろエロく綴ります! 皆さんのHappyライフへのヒントになれます...

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