【エロ用語講座】「青姦」の語源は?元の意味は中国から来ていた
ごきげんよう。青子(あお子)です!
青姦(アオカン)……皆様にはもちろん意味はおわかりかと思う。そう、”青子と姦淫”の意だ。
が・しかし、なんとなんとこれとは違った意味があるそうなので今回はご紹介したい。
青空の下でパッコパコではない?
ズバリ、『青空の下で姦淫』。ゆえに、青姦。
多くの人はこちらの意味が語源だと思っていることだろう。(“青子と姦淫”以外にもこんな意味もあったのかと衝撃である……)
ーーーしかし、諸説あるがこれは半分正解、半分は異なる。
その異なる部分というのは、意外にも『姦』の方が大きいという。
そもそも『姦』は『邯』という字が元であり、ここでの邯とは中国の故事(昔から伝わっている話)である「邯鄲の夢(かんたんのゆめ)」「邯鄲の枕(かんたんのまくら)」という話のことらしい。
「青空の下の邯鄲(かんたん)」。縮めて、”青邯”。これが正式な青姦の語源であるという説が存在するのだ。
……中国からの伝記的なものが元?これは一体、どういった意味なのだろうか?
青空の下の夢オチ
その『邯鄲の夢(枕)』のお話を簡単に説明するとーーー
貧乏でどうしようもないが一発逆転や出世だけは望んでいる、漫画「カイジ」のような青年が邯鄲という都市で仙人(利根川?)に出会う。その一発逆転華やか人生が意のままになるという胡散臭い枕を貸してもらって寝てみたところ……
気が付けば・・豪遊っ・・・!!カイジ、圧倒的豪遊っ・・・!!
と、いきなり富豪の人生を50年余り過ごしたという。
・・・がっ・・・!!カイジ、悟る!甘くない!そう、それが人生・・・っ!!
……50年くらい経っていたはずなのに起きたら数秒しか経ってなくてすべて夢でした、というオチ。
逆浦島太郎というか、5億年ボタン※1の良いバージョンというか……そんな話ではあるが何が言いたいのかといえば『人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえ』を伝えているという。
一瞬寝ただけで50年分豪遊できるのならむしろ使いたい枕ではあるが、それのなんと虚しいことか……ということを醸し出したいのだということはわかる。
そしてなぜこの話から青空の下でパッコパコのアレに繋がったかというと、ここからがまた諸説ある。
【説①】
「人生の栄枯盛衰のはかない例え」が性交における男性の性的絶頂が短いことから、それに結びつけられ、「邯」がいつしか「姦」となった。
【説②】
その夢オチ話の関連から、「青空の下で昼寝する事」、青空の下で邯鄲の夢……青空の下で姦淫の夢……と変化していった。
なんだがこじつけも良いところだが、そんな一説もあるという。
青姦が当たり前の時代もあったが
とはいえ、家族みんなが同じ部屋で過ごすような住宅事情の悪かった時代においては、こっそりとその辺の野外でパコるのが当たり前の青姦最前線のときもあった。
おそらくそこからこの言葉はできているのかと思うので今回の中国の伝記的なものはとても語源だとは思えないがこんなものも言われているよと豆知識にでもしてほしい。
……当然、今の日本社会で青姦は公然わいせつ罪で罰せられる。一時の夢で人生を終わらせることはやめておこう。
※1 『みんなのトニオちゃん/菅原そうた著』の漫画に登場するボタン。
このボタンを押すと現実世界では一瞬で100万円稼げるが、その代わり精神世界では何もない真っ白な空間で5億年過ごさなければならない。
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